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アガリクスについての知識 目次に戻る
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●『アガリクス』って何の名前?
アガリクスに関する著書は100冊以上発行されています。Yahoo!ブックスでキーワードに「アガリクス」と入れて、著書名で検索すると、115件の著書が出てきました。そのほとんどはアガリクスの癌(ガン)に対する効果について書かれていますが、それ以外のいろいろな効能についても書かれています。
『アガリクス』ってキノコの名前だと思っている方がかなり多いです(残念!)
正確には、キノコの分類学上の『ハラタケ属』という属の名称です。
この『ハラタケ属』には三十数種類のキノコがありますが、これら全ての学名には「アガリクス」がついています。有名なものではマッシュルームもアガリクス属で学名を「アガリクスビスポラス」といいます。
●『アガリクス』が注目されるようになった経緯
1960年代に、ブラジルのサンパウロ近郊の高原地帯に住む住民は他の地区に比べて病気の発生率が低く長生きということを米国の医療チームが発見しました。
長生きの理由を調べているうちに、この地方にしか生息しないキノコを常食しているためではないかということになり、このキノコを米国に持ち帰って分析を行いました。
成分分析の結果、多糖類、ビタミン、ミネラル、酵素を多く含み、キノコ類には珍しい不飽和脂肪酸が大量に含まれていることが分かりました。その後、動物実験などが行われ、ガンや生活習慣病(いわゆる成人病)などに対する効果が毎年のように学会で報告され続けています。
そのキノコの学名が『アガリクス・ブラゼイ・ムリル』だったのです。
『アガリクス』の名が一躍世界中に知れ渡ったのは、レーガン元大統領が癌の治療のためにブラジルからこのキノコを取り寄せて服用したといううわさが流れたことで、発信源は米国の新聞らしいのですが真偽のほどははっきりしていません。
●『アガリクス・ブラゼイ・ムリル』の人工栽培
日本では1980年代ころにブラジルから『アガリクス・ブラゼイ・ムリル』の種菌を持ちこんで人工栽培を試みましたが、ブラジルのようには育ちませんでした。
その後、栽培技術が進み国内でも『アガリクス・ブラゼイ・ムリル』と見かけは近いものが栽培できるようになりましたが、気候も堆肥も水も違いますから同じものはできません。
また、種菌を『アガリクス・ブラゼイ・ムリル』から採って培養したものでなければアガリクス属の別のキノコと思った方がいいでしょう。
現在『アガリクス・ブラゼイ・ムリル』が自生しているのはブラジルのギーハ高原だけと言われているので、原種の種菌の入手は非常に困難なのです。
●アガリクス製品選びのポイント
楽天でキーワードに「アガリクス」と入れて検索すると、2,165件の商品が出てきます。この多さには驚きますし値段もさまざま。
前にも書きましたが、「アガリクス」というのはキノコの名前ではなく属の名前ですから「アガリクス属」のどのキノコを原料に使っているのか表示しないと意味が無いでしょう。マッシュルームだってアガリクス属なのですからね。
製品選びで一番確実で簡単なのは原料の茸(キノコ)を見ることです。
生でも乾燥品でも茸を見ればある程度は品質の良し悪しの判別ができます。
と言っても他社のほとんどの製品は再加工されているので判別はできません。
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乾燥茸選びのポイント
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- 真ん中から縦に半分に割られていること
(茸は中心部から劣化が始まるため、このチェックをしている証拠)
(熱に弱い成分を破壊しないため低温で乾燥させている証拠)
- 色は薄い茶色か茶色
(乾燥品でもシイタケのように黒くなりません)
(高温で短時間で乾燥させると黒くなってしまう)
- 幹が太くてしっかりしていて、傘が閉じているもの
(痩せてひょろひょろしたのは品質が悪い)
- 乾燥後、3ヶ月以上は寝かせてあるもの
(乾燥後、冷暗所に寝かせておくと不飽和脂肪酸が増える)
- いやな臭いや苦味がない
(抽出液はほのかな甘みがあり、キノコは味はほとんどない)
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粉末や液体のものについては姿形で判別できないのですから、以下の項目をちゃんと表示しているものを選びましょう。
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加工品選びのポイント
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- 成分分析結果
(ベータグルカン等の成分値に注目し、高い値のものを選ぶ)
- 原材料
(種菌がアガリクス・ブラゼイ・ムリルから作られたものかどうか)
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